調査概要

グーグル上で2017年4月1日から2018年4月30日までの1年間、以下のアンケートを実施しました。その結果、 612名の方から回答をいただきました。


調査手法

  • 名称:オーケストラの選曲に関する楽器別選好度調査(交響曲編)
  • 調査:すべてインターネット上で行った。Googleフォームで作成
  • 広報:各団体のホームページに掲載された連絡先にメールで依頼したほか、フェイスブックやツイッター上で実施した。
  • 集計:エクセルで実施。
  • 期間:2017年4月1日~2018年4月30日までの1年間
  • 回答数:612件

調査内容

  1. あなたの年齢世代を教えてください。
  2. あなたの性別を教えてください。
  3. オーケストラで演奏する楽器を教えてください。
  4. 3で回答した楽器の経験年数を教えてください。
  5. オーケストラでの活動年数を教えてください。
  6. 以下の作曲家について、嗜好をお答えください[ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ベルリオーズ、メンデルスゾーン、シューマン、リスト、ワーグナー、ブルックナー、ブラームス、サン・サーンス、ビゼー、チャイコフスキー、ドボルザーク、マーラー、ドビュッシー、R.シュトラウス、シベリウス、ラフマニノフ、ラヴェル、バルトーク、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ショスタコーヴィッチ]
  7. これまでに演奏したことのある作品の中から、最も好きな作品を3つ選択してください。
  8. 7で回答した作品について、あなたが感じる技術的な難易度を記入してください。 [大変やさしい、やさしい、普通、難しい、大変難しい]
  9. 7で回答した作品の魅力について、自由にコメントをお願いします。
  10. ご回答ありがとうございました。最後に、皆さんが演奏している楽器の「魅力」や「特徴」などについて自由に記載してください。
  • コメントは公開を前提とさせていただきますので、ご了承ください。

集計・分析

① 作曲家選好度

 

作曲家の選好に関する設問は、「大変好き」「比較的すき」「普通」「あまり好きでない」「嫌い」の5項目で聞いている。結果を指標化するために、以下のとおりの数式によりポイントを計算した。

  • 選好度ポイント=「大変好き」回答数✕5点+「比較的すき」回答数✕3点+「普通」回答数✕1点-「あまり好きでない」回答数3点-「嫌い」回答数5点

② 作品選好度

作品の選好に関する設問は、「最も好きな作品」「二番目に好きな作品」「三番目に好きな作品」の3項目で聞いている。結果を指標化するために、以下のとおりの数式によりポイントを計算した。

  • 選好度ポイント=「最も好きな作品」回答数✕5点+「二番目に好きな作品」回答数✕3点+「三番目に好きな作品」回答数✕1点

③ 作品難易度

作品の難易度に関する設問は、「とても難しい」「難しい」「普通」「比較的やさしい「やさしい」の5項目で聞いている。結果を指標化するために、以下のとおりの数式によりポイントを計算した。

  • 難易度ポイント=(「とても難しい」回答数✕10点+「難しい」回答数✕8点+「普通」回答数✕5点+「比較的やさしい」回答数✕3点+「やさしい」回答数✕1点)÷回答総数

④ 作曲家難易度

 作曲家ごとの難易度については、作品ごとの作品難易度を単純平均して算出している。また、全作品の平均難易度は7.3であるので、この数値を基準に以下のとおり評価基準を設定し、各作作品、作曲家の難易度を評価した。

(評価基準)

  α<=6.5   ★ やさしい   

  6.5<α<=7.0  ★★ 比較的やさしい

  7.0<α<=7.5  ★★★ 平均的な難易度

  7.5<α<=8.0  ★★★★ 難しい

  8.0<α    ★★★★★ とても難しい